心のブレーキの掛け方#3思い編

感情が暴走してしまう時ってありますよね?

 

優秀なF1ドライバーはアクセルよりもブレーキの掛け方が上手いそうです。

貴方も心のブレーキを上手に掛けれるようになって、優秀な人生のドライバーを目指しましょう!

 

感情の種類は陰陽五行説では5つ挙げられています。

今日はその1つ「思い」についてのブレーキの掛け方をご紹介します。

 

思いという言葉の意味をご存じですか?

改めて私も調べて見ました。

「思い」とは、心がその対象に向かって働くこと。執着心。愛着。猜疑心や恨み。

とあります。

「思い」は愛着になり、それが過ぎると執着心へと変化し、更に暴走すると

人を疑い恨みの域にまで達するのです。

 

まるでストーカーのような感情ですね。

 

この「思い」に効く薬は何かというと、それは「信じる心」と伝えられています。

状況が何もよくならないのに信じるって難しいことです。

「これでいいの?」と疑いたくなるのが普通の心情ではないでしょうか??

 

大切な誰かを思う時、今のようにコロナでなかなか合えない状況が続いてしまうと、

つい不安になって、相手の気持ちを確認したくなりませんか?

自分に対しても疑いの気持ちがわいてくるでしょう。

それは貴方の中で不安から猜疑心が生まれている証拠。

ブレている状態なんですね。

 

そんな時だからこそ、「信じる力」が試されているのです。

自分を信じて相手を信じる。

 

そうすれば、「思い」は軽くなるでしょう。

 

思いから解放されれば、貴方は自由に自分を取り戻せます。

自分を取り戻せたら、本来注力しなければならない自分の課題から逃げずに向き合うための

心のスペースが生まれます。

思いを捨てた分、そこに余白が生まれるのですね~。

 

自分の課題にフォーカスが当るようになれば、長く目の前に立ちふさがっていた貴方の「思い」

そのものが、執着する価値のあることなのかどうかという「思い」の本質が見えてくるでしょう。

 

「思い」の気持ちに取り憑かれたら、「信じる心」を呼び覚ましてみてください。

大丈夫!きっとうまく行く。

そう信じていれば、希望の光を見いだせます。

 

余談ですが、ネガティブ思考が強い私はすぐに「思い」に取り憑かれてしまいます。

最近はその気持ちに留まっている事事態に飽きがきてしまいました。

 

問題解決には、コントロール出来る事とそうでないものの2手あります。

コントロール出来るのは、自分自身の気持ちだけです。

 

とはいえ、「自分を信じる」のも私にとっては大変難しいことなのです。

何故なら私はきまぐれで、とっても意志が弱いからです。

 

じゃあ、どうしたら私は「思い」から解放されるのでしょう?

 

「信じる」意志が弱い私のような人にオススメなのが、

「委ねる」ということです。

 

他力本願、成り行き任せ、を良しとすることです。

「ケ・セラセラ」とは良い言葉ですね。

自分ではコントロール出来ない問題にぶち当たってしまったら、

人や物や神仏に、天命に委ねるのです。

大事なのは、「委ね切る」ということ。

 

委ね切ったら、後はそのことを忘れて、毎日の生活を大切にするのです。

そうすれば、周囲の環境が勝手に変わってくれるので、自ずとどうすれば良いのか答えが見えてきます。

 

今日はここまで。

最期までお読み下さりありがとうございました。

 

次回は「憂」についてお話します。