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心のブレーキの掛け方#5恐れ編

心のブレーキの掛け方最終回となりました。

 

今日は最後の感情「恐れ」について投稿します。

陰陽五行説では、これら5つの感情を「五志」といいます。

志っていうと良い意味に捉えるのですが、今までの感情はどれもネガティブな要素が強いものでした。

どうしてでしょう?

 

「志」とは、心がある方向に向かって動くこと。こうしようと心に決めたこと。

を言うのだそうです。

そこから考察してみると、人は放っておくとこれら「五志」に支配されてしまう恐れがある

のではないでしょうか?

また、こうしようと心に決めたこと=正しいこと。とは限りません。

今は情報社会です。ネット上では様々な情報が溢れかえっています。

私達はその中で、より良い選択をしていかなくてはなりません。

選択を誤ると、とんでもない方向へ向かってしまいます。

 

さて、その選択を誤らせる原因は、「恐れ」にあります。

恐れの感情に支配されると、人は判断を誤ります。

映画「STAR WARS」最強のジェダイであるヨーダの名言にもあるように、

 

「恐れはダークサイドに通じる。恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へ」

なのです。

 

なんにも良いことないですね・・・

 

それでは、「恐れ」に対して何が必要か?

五行説ではこう諭します。

 

「智」を用いよと。

 

智恵が恐れから救ってくれると云うのです。

 

ごもっともですよね。

 

私達は分からない事に対して敏感に恐れを感じます。

「分からないアレルギー」持ちなんです。

 

 

分からない事が分かるようになると、とたんに恐れはなくなります。

 

夜中に暗闇から変な音が聞こえて来て、怖い!!と怯えていたら、飼い犬の奇妙な寝言だった。

というのは私の実体験です。

 

くだらないたとえですみません。

 

正しい智恵をつけましょう。恐れから解放されるために。

そのために、いつまでも学ぶ姿勢を忘れないでいてください。

いくつになっても学ぶ人は老いからも解放されます。

学ぶことに遅いということはありません。

どんな事でもいいのです。学んで下さい。

学んでいる貴方は、光に出会う事が出来るでしょう。

 

尚、陰陽五行が教えてくれた5つの対処法は、「五常」といいます。

これは、常に心に刻んでおくべき事と解釈できます。

 

「五志」と「五常」は、「愛」と「憎」「光」と「影」のように相反するものでも、一対であり、

切り離せるものではありません。

シーソーに乗っているように、五志に傾いてしまったら、五常に重きを置いて、上手にバランスを

とれば、人生は上手く回ります。

 

最後に、天国のHEAVENという語の意味は「調和」から来ています。

地獄HELLは壁という意味です。

 

心をオープンにして、壁を作らず調和を重んずれば、そこは天国(楽園)になります。

「五常」マスターを目指して、HEAVENの住人になってくださいね!

 

今日はここまで。

最後までお読み下さりありがとうございました。