相性の良し悪しは大切です。何故なら、それによって運の良さが倍加したりその逆になってしまったりするからです。なるべく相性の良い相手を選ぶようにオススメします。
ですが、人のご縁というのは不思議な物で、相性が良くても結ばれなかったり、相性が悪いのになかなか離れられなかったり、相性が良いハズなのに険悪な関係になってしまったり・・・。
原因は多岐に渡るので一概には言えませんが、どのような相性の人であっても、上手く向き合う方法はあります。まずそのお話に進む前に、相性が良い・悪い相手とはどういう人か?をお話します。
最高に良い相手は、元気をくれる相手。
良い相手は、元気を分けてあげる事で自分も元気になれる相手。
良くない相手は、元気ばかりを吸い取ってしまう相手。
最悪な相手は、元気を分けてあげても感謝どころか悪態をついてくる相手。
かみ砕いて説明するとこういう風になります。
互いの生まれた星が交わる事で生じる化学反応で相性の吉凶が出てきます。
これは、いわゆる「根」の部分になり、相性の基盤になります。
根が丈夫で元気であれば、どんな環境でもなんとか育っていくように、相性が良いと、多少の困難が
あってもその関係性は簡単には崩れることはありません。
たとえ何らかの事情で離れる事になったとしても、新たな良い関係を築いてゆけるのです。
逆に根の部分が腐ってしまっていれば、どんなに良い環境であっても実は実りません。
では、ご縁のある相手が悪い相性の相手だったらどうすれば良いのでしょうか??
まずは、腐った根の部分を切ってしまう事です。
合わない部分を自分と区別して、別物と割り切ってしまうのです。
そして、残った元気な根の部分を大切に育てることです。
相性というのは、大きく捉える部分もあれば、細かく細分化して観ることも出来ます。
例えば、この部分は合うけれど、この部分は合わない。というように。
具体的に言うと、3つのポイントがあります。
1つは、将来や人生の方向性
2つは、趣味嗜好の部分
3つは、情愛の部分
となります。
将来の方向性が合う相手であれば、ドライながらも同志のように向き合えます。
趣味や嗜好が合う相手であれば、その部分を共有すれば楽しく過ごせます。
情愛の部分が合う相手であれば、結局のところなんだかんだ言って許すことが出来るのです。
それに、もう一つ対処法があります。
自分と相手の間に、互いにとって良いアイテムを加えることで、化学反応を良いものに変化させる方法です。
例えば、自分と相手の間に立ってくれる人物(親族や子供・友人)に仲を取り持って貰うことや、互いにとって吉星の仕事を共同で行うとか、気学でいえば、二人にとって良い方角へ旅行に行くなど。
方法は様々です。
逆に相性が良いのにうまく行かない相手は、前述の3つのポイントの部分がかみ合ってない場合が多いのです。そして、悪いことに、相性が良いが為に求めるものも大きくなってしまい、合わない部分に固執してしまいがちになるのです。
ちょうど、白いシャツに小さなシミがあると、その部分にばかり気を取られてしまうような現象が起きてしまうのと同じです。
対人関係に於いて心地よい良好な関係を構築していく上で、相性の吉凶は大切なものです。
自然体でいても、受け入れられるからです。相性が悪い相手は、多くの工夫と努力が必要になります。
しかしながら、相性が良いことにあぐらをかいていては、その関係性は破綻するし、相性が良くなくても、お互いが努力して良い部分を育てようとすれば、関係は保てるのです。
要するに、各々の人間性の成熟度によって人間関係は良くも悪くもなるのです。
人間性の成熟度が増してくると、互いの踏み込んで良い距離感が自然と測れるようになってくるのです。
良くないのは、お互いの成熟度の度合いがかみ合っていない場合です。
どちらかが人間的に成熟度が劣っていると、(魂のレベルともいいます)困難がついて回ります。
これには年齢差は関係ありません。
大切なのは、思いやりと可能性を信じて、自分をよく知り、相手をよく知る事です。
それを知る手段の1つとして、占いを大いに活用して欲しいものです。
相性が良いに越したことはありません。人生には多くのリスクやタスクがあるのですから、対人関係に於いて努力を必要以上に強いられることは、ストレスを倍加させるだけです。
ですが、どんな人にも良い部分はあります。その部分だけ交わって、あとは離れておけば良いのです。
自分から敵を作る必要は全くありません。ここで、個人の人としての成熟度が試されるのです。
皆さんには、処世術の一環として、良い意味で「良き人たらし」になって頂きたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
皆様に良いご縁がありますよう。
次回は良いご縁の引き寄せ方について投稿してみたいと思います。